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ものにも、いのちがある。金継ぎが教えてくれた「めぐり」の心。

2025.10.20

めぐりはぐくみライフ、はじめます

今日から「めぐりはぐくみライフ実践記録」をスタートします。
いわゆる「エコライフ」というよりも、サステナブルな地球環境を育むためのちょっとした暮らしの工夫を、私なりに実践していく記録です。

今日のめぐりはぐくみTIPSは「金継ぎ」

割れたり、欠けたりしてしまった器を、漆でつなぎ、
金や銀などの金属粉で装飾してよみがえらせる、日本古来のリペア術。
それが「金継ぎ」です。

きっかけは、大切なマグカップの小さな欠け

数ヶ月前、食器を洗っている時に、うっかりマグカップの縁をぶつけてしまいました。
ほんの少しの欠け。でも、口に当たる場所で……使うのがちょっと怖い。
しかもこのマグカップは、大切な方からの贈り物。
捨てるなんて、どうしてもできませんでした。

スマホ検索で出会った、現代の金継ぎ職人さん

どうにかならないかなと調べてみたら、ココナラさんで金継ぎを気軽にお願いできることを知ってびっくり。
漆ではなく合成樹脂を使う「簡易金継ぎ」なら、なんと1,500円ほど!
(送料が往復2,500円ほどかかりましたが、それでも価値はプライスレス!)

お願いしてから2週間ほどで、見事によみがえったマグカップが戻ってきました。

より愛おしくなった、金のひとすじ

簡易金継ぎとはいえ、仕上がりはとても美しくて、
むしろ欠ける前よりも愛着が深まりました。
金のラインが光を受けてきらりと輝くたび、
「この子と、また一緒に過ごせるんだな」と思って胸がじんわり。

ちなみにこちらが、金継ぎを施された後の、我が愛しのマグカップさん。

「ものは、私たちを助けたがっている」

最近仲良くしている友人が、こんなことを教えてくれました。

「どんなものにもいのちがある。ものは、いつだって、私たち人間を助けたがっているんだよ」

この言葉を聞いた瞬間、
身の回りにある全てのものたちが、光を放ちはじめた気がしました。

捨てる前に、「出合い直す」という選択

ちょっと壊れた、少し汚れた、欠けた——
そんな理由で、なにも考えずにものを捨てていた「あの頃」の自分には、もう戻れません。

金継ぎをはじめ、古いものを甦らせる日本の技法には、
「ものと心をつなぎ直す」知恵がたくさん詰まっています。
そして、扱う私たちの意識ひとつで、ものの輝きはまるっきり変わる。

ものは、生きている。
そして、私たちの生き方そのものを、静かに映してくれているのかもしれません。

めぐりを感じながら、しあわせを育てていく

大量生産・大量消費の時代から、少しずつ距離をとって。
自分なりの「しあわせな生き方」を探していく旅が、ようやく始まりました。

「めぐりはぐくみライフ実践記録」、これからも少しずつ更新していきます。
あたたかく見守っていただけたら嬉しいです。

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